男子テニスのユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)は15日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が第3シードの
L・ムセッティ(イタリア)を6-2, 6-3のストレートで破り、キャリア2勝目に王手をかけた。
この試合、オジェ アリアシムは8本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの確率でポイントを獲得。1度もブレークを許さないとリターンゲームでは3度のブレークを奪い、1時間27分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにオジェ アリアシムのコメントを掲載し「試合のスタートは本当に良かったし、とても高いレベルだった。彼(ムセッティ)は素晴らしいテニスをしていて、勝つためには自分の最高のテニスをしなければならないと思った。今夜はそれができたと思う。とても完成度の高いテニスをしたし、とても堅実なプレーができたよ。本当にうれしいし、明日が楽しみだね」と語った。
勝利したオジェ アリアシムは決勝で世界ランク75位の
J・J・ウルフ(アメリカ)と対戦する。ウルフは準決勝で同99位の
M・イメル(スウェーデン)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
決勝戦についてオジェ アリアシムは「決勝はいつも難しい。その週のベストプレーヤーが2人いるのだから、最高のテニスをしなければならない。彼(ウルフ)はとてもいいプレーをしているし、いいサーブを持っている。お互いに今週のようなサーブができれば、とても接戦になると思う。リターンの練習をして、明日はいい戦いができるように準備したいと思う」と述べた。
今年2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)でキャリア初優勝を果たし2勝目を狙うオジェ アリアシム。ウルフとの対戦は初となる。
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