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フリッツ 楽天OP決勝へ

テイラー・フリッツ
決勝進出を果たしたフリッツ
画像提供: tennis365.net
男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は8日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのT・フリッツ(アメリカ)が第7シードのD・シャポバロフ(カナダ)を6-3,6-7 (5-7),6-3のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たした。

>>フリッツら楽天OP組み合わせ<<

屋根の開けられたセンターコートで行われたこの試合、序盤から激しいストロークの打ち合いとなるが、シャポバロフのミスが重なりフリッツが第4ゲームで先にブレークに成功。その後もフリッツはシャポバロフのセカンドサービスから強烈なリターンを放つなど試合を優位に進めるなか、サービスゲームではファーストサービスが入ったとき89パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークバックを許すことなく第1セットを先取した。

第2セット、互いにサービスゲームのキープとなるが、第5ゲームのシャポバロフのサービス時、フリッツは押し込まれた展開のなか粘りのプレーを披露。最後はネットに出てきたシャポバロフのボレーがアウトとなりブレークに成功する。直後の第6ゲームではこの日初のブレークを許しタイブレークに突入するとこれを落としセットカウント1-1に追いつかれた。

ファイナルセットではシャポバロフの勢いを止められず第3ゲームでブレークを許すも、第6ゲームでブレークバック。イーブンに戻す。最後はゲームカウント4-3で迎えた第8ゲームでとどめとなるブレークを奪い、2時間13分で勝利した。

決勝では第4シードのF・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは準決勝で世界ランク120位のクォン・スンウ(韓国)をフルセットで下しての勝ち上がり。

一方、敗れたシャポバロフは大会初の決勝進出とはならず。また、前週のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)に続きツアー2週連続の決勝進出も逃した。

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(2022年10月8日18時25分)



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