男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は8日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
F・ティアフォー(アメリカ)が世界ランク120位の
クォン・スンウ(韓国)を6-2,0-6,6-4のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たした。試合後の会見でティアフォーは「とてもいい気分」と語った。
>>ティアフォーら楽天OP組み合わせ<<3度目の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス出場となったティアフォー。今大会、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク314位の
内山靖崇、2回戦で同80位の
B・ミラリェス(スペイン)、準々決勝で同33位の
M・キツマノビッチ(セルビア)を下し、4強入りを決めた。
屋根の開けられたセンターコートで行われたこの試合、開始から主導権を握ったティアフォーは5ゲームを連取するなど圧倒。ブレークポイントを握られることなく先行する。しかし、第2セットではミスを連発。1ゲームも取ることができず1セットオールに。
迎えたファイナルセット、ティアフォーは2度のブレークに成功し、ゲームカウント5-2とリード。1度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでブレークバックを許すも第10ゲームをキープし、1時間36分で勝利した。
試合後の会見でティアフォーは「決勝に進出することができてとてもうれしく思っている。今のところいいテニスができていると思うよ。この夏を振り返ると接戦の末にと負けるということがあったけど、そういったことも徐々に無くなり、今はとても自信を持ってプレーできている」とコメントした。
「(第2セットは)2度目のブレークを許した時にもう諦めていた。ファイナルセットに懸けようと思った。0-5のときに自身のサービスゲームをキープしてファイナルセットを自分のサービスゲームで始めたいと思ったが、それもできなかった。(ファイナルセットは)ゲームの内容が急によくなった。第1ゲームでブレークポイントを凌ぎキープできたのがよかったと思う」
決勝では第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)と第7シードの
D・シャポバロフ(カナダ)の勝者と対戦する。
一方、敗れたクォンは「ATP500」で初の準決勝の舞台となったが、勝利をおさめ決勝に進出することはできなかった。
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