男子テニスで世界ランク41位の
西岡良仁は4日、楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)の試合前会見に登場し、4年ぶり2度目のツアー優勝を飾った前週のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)を振り返り、「1回戦で手応えを感じた」と語った。
>>西岡、キリオスら楽天OP組合せ・結果<<>>キリオスvsツェン 1ポイント速報<<>>守屋vs清水 1ポイント速報<<韓国オープンで西岡は1回戦で第5シードの
D・エヴァンス(イギリス)、2回戦で
ダニエル太郎をストレートで破りベスト8進出。準々決勝では第1シードの
C・ルード(ノルウェー)、準決勝でA・コバチェビッチ(アメリカ)をともにフルセットで破り、今季2度目のツアー決勝進出を果たす。
決勝では第4シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を6-4, 7-6(7-5)のストレートで破り、西岡は日本人男子として
錦織圭に次ぐ史上2人目のツアー複数回優勝を成し遂げた。
【西岡良仁 会見インタビュー】Q.韓国OPを振り返って「自分にとってはコートの感覚、気候、ボールの感触など1回戦でエヴァンス選手と対戦しているなかでフィーリングが合うなと思いました。1回戦をプレーしている間に結構チャンスがあるかもな、と手応えを感じながら試合をやっていたので、それが現実になったのはすごい嬉しいです」
「今回からまだトライアルですが、新しくコーチをつけて色んな意見を取り入れようとしました。今回に関しては精神的な部分と試合に向けるモチベーションや試合中の劣勢になった時の気持ちの持ち方等、技術面よりもそういった細かい部分がうまくハマったのが、韓国OPの良い結果に繋がったと思います」
Q.複数回優勝について「2勝目は本当に嬉しかったです。ツアーレベルで毎回毎回結果を出せることはあまりないことだと思っているので。ワシントンで決勝まで行って今回も勝ち切れると思っていなかったので、自分の中でもサプライズな部分はあります」
「シャポバロフ選手については、自分の中でも勝ち方を持っている選手だったので。勝てる可能性はあると思っての対決だったからこそチャンスを取りたかったし、それを取りきれた勝負強さには、自分の強さが表れたと思います。錦織選手以外に複数回優勝をしている選手がいないなかで一つ抜きん出たことで、別の歴史を作っていけるところは嬉しいです。率直に喜びたいです」
Q.韓国OP決勝でマッサージを受けていた左肩の状況について「韓国で連戦が続いて肩の問題がありますけど、多分大丈夫だと思います。今週精一杯頑張って、良い試合を届けたいと思います」
「実は太郎くんとの試合の前日から少し(左)肘が痛くて、それをほぐして痛みが消えて。それから肩あたりに違和感が出て。サーブが打てないような痛みではないのでまだできると思います。先週の大会ではサービスゲームの取得率が高くて、サービスを(強く)打つようにしていたので、肩に疲労が溜まっているのは仕方ないかなと思っています。今回からトレーナーが帯同しているのでちゃんとケアをしながらできます。まだ違和感はあります」
西岡は5日に行われる予定の楽天ジャパンオープン1回戦で、世界ランク33位の
M・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。
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