男子テニスのユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)は27日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク56位の
西岡良仁が第5シードの
D・エヴァンス(イギリス)を6-2, 7-6(7-3)のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>ダニエル 太郎vsゴメス 1ポイント速報<<今月11日に幕を閉じた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では初戦敗退となっていた西岡。今大会はそれ以来のツアー出場となった。
エヴァンスとは6度目の顔合わせで西岡の5勝0敗。直近では今年8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)準々決勝で対戦しており、そのときは西岡が7-6 (7-5), 4-6, 7-5のフルセットで勝利している。
西岡はこの試合、第1ゲームでいきなりブレークに成功すると第5ゲームでもブレークを奪い、2ブレークアップに。サービスゲームではエヴァンスに1度もブレークポイントを与えず、35分で第1セットを先取する。
第2セット、西岡は第1ゲームで0-40とブレークチャンスを掴むもエヴァンスがキープする。西岡は第3、第7ゲームでも粘り強いプレーでブレークポイントを握るも決めきれず。西岡は第9ゲームで掴んだ9度目のブレークポイントを決めてゲームカウント5-4とするも、サービングフォーザマッチの第10ゲームでこの日初めてブレークを許して5-5に。
西岡は第11ゲームで再びブレークを奪い、2度目のサービングフォーザマッチでマッチポイントを掴むも、ボレーをネットにかけて決めきれず。ダブルフォルトも犯してタイブレークにもつれる。
タイブレークに入ると西岡が先にミニブレークに成功し、リードを守ってストレート勝ちをおさめた。
勝利した西岡は2回戦で、世界ランク92位の
ダニエル太郎と同102位の
E・ゴメス(エクアドル)(エクアドル)の勝者と対戦する。
前日の1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク163位の
内田海智、予選を勝ち上がった同227位の
綿貫陽介、ラッキールーザーで本戦入りを決めた同261位の
守屋宏紀が登場。内田がツアー本戦初白星を挙げるとともに初戦突破を果たした一方で綿貫と守屋は敗退した。
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