女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)は25日、シングルス決勝が行われ、世界ランク36位の
ジャン・チンウェン(中国)は同30位の
L・サムソノヴァに5-7,5-7のストレートで敗れ、ツアー初優勝とはならなかった。試合後の会見でチンウェンは「これを糧に多くのことを学んでいきたい」とコメントした。
>>サムソノヴァが優勝! 東レPPOの組合せ<<19歳のチンウェンは今大会、第5シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)や第4シードの
V・クデルメトバを破り決勝に進出。最後は今季ツアー3勝目を狙うサムソノヴァと対戦することとなった。
決勝戦、序盤はストロークの打ち合いが続き両者譲らずサービスゲームのキープが続くも、ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲームでブレークを許し第1セットを落とす。第2セットも白熱した展開となるが、第5ゲームで先にブレークされ苦しくなる。第6ゲームでこの日初のブレークに成功するも、第11ゲームでとどめとなるブレークを許し万事休す。2時間7分で力尽きトロフィー獲得とはならなかった。
チンウェンは試合後の会見で「1週間を通してみると自分ではとてもよかったと思います。いいパフォーマンスができたと思いますし、これまでの4試合(1回戦から準決勝まで)は非常によかったです。今日は勝つことができませんでしたが、これを糧に多くのことを学んでいきたいです。今回初めての決勝進出という貴重な経験ができましたので、次にこのような機会があれば自分のテニスを出していきたいです」とコメント。
「決勝という場面ではどの選手も緊張すると思います。ただ、振り返ると私自身もっとできたかなとも思います。特にブレークできそうなところでうまくできなかったので反省点はあります。もちろんいい部分もありました。決勝で敗れることはハッピーなことではないですけれど、今後はこの現実を受け止めて力強く立て直していきたいです」
優勝した23歳のサムソノヴァは8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、WTA250)とテニス・イン・ザ・ランド(アメリカ/クリーブランド、ハード、WTA250)でツアー2週連続制覇を飾っており、今大会の優勝で今季3勝目となった。
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