今月１５日に現役引退を表明した元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）が２０日、最後の舞台として出場するレーバーカップ（イギリス/ロンドン、室内ハード）の試合会場で、世界ランク６位のＳ・チチパス（ギリシャ）と練習する練習動画が、レーバーカップ公式SNSで公開された。

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現在４１歳のフェデラーは１５日に現役を引退することを発表。フェデラーとＲ・ナダル（スペイン）、Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）、Ａ・マレー（イギリス）らビッグ４が揃って出場する２３日開幕のレーバーカップをもって競技生活を終えることを明らかにした。

フェデラーは２０日、今大会チーム・ヨーロッパのチームメイトとして共に出場するチチパスと試合会場で練習を行い、その動画が大会公式Twitterで公開された。フェデラーとチチパスは和やかな雰囲気で、ストロークやネットプレー、サーブの練習を行い、チーム・ヨーロッパを率いるＢ・ボルグ（スウェーデン）も合流している。

また同日にはチーム・ワールドのメンバーとして出場するＦ・オジェ アリアシム（カナダ）とＡ・デ ミノー（オーストラリア）も練習を行った。

レーバーカップはボルグ率いるチーム・ヨーロッパとＪ・マッケンロー（アメリカ）率いるチーム・ワールドが単複で３日間かけて対戦するエキシビションマッチ。毎日４試合が行われ、１勝するごとに初日は１ポイント、２日目は２ポイント、最終日は３ポイントを獲得する仕組みで勝敗を決める。

今回、チーム・ワールドはＦ・ティアフォー（アメリカ）、オジェ アリアシム、Ｔ・フリッツ（アメリカ）、Ｄ・シュワルツマン（アルゼンチン）、デ ミノー、Ｊ・ソック（アメリカ）の６人で構成される。

一方ボルグ率いるチーム・ヨーロッパはフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー、Ｃ・ルード（ノルウェー）、チチパスの６名が出場する。

レーバーカップは２０１７年にチェコ/プラハで第１回が開催、その後２０１８年はアメリカ/シカゴ、２０１９年はスイス/ジュネーブで行われ、２０２０年は開催されず、２０２１年にアメリカ/ボストンで行われた。結果はいずれもチーム・ヨーロッパが勝利している。

Roger Federer and Stefanos Tsitsipas take their first steps (and swings) back on the #LaverCup court ...

... with a little help from Bjorn Borg. pic.twitter.com/jp1a9VLsBG

— Laver Cup (@LaverCup) September 20, 2022

＞＞レーバーカップ公式Twitter＜＜

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