テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク91位の
R・ガスケ(フランス)を6-0, 6-1, 7-5のストレートで破り、2019年以来3年ぶり12度目のベスト16進出を果たした。試合後には「今大会のベストマッチ」と明かした。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP 男子の組合せ・結果<<>>シフィオンテクら全米OP 女子の組合せ・結果<<過去2010年・2013年・2017年・2019年の計4度優勝を飾っており、今大会は優勝した2019年以来の参戦となる36歳のナダル。今大会の1回戦では世界ランク198位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)(オーストラリア)、2回戦では同60位の
F・フォニーニ(イタリア)を下して勝ち上がった。
この試合、ナダルはファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。序盤から試合を優位に進め、1ゲームしか落とさずにセットカウント2-0とリードする。第3セットでは徐々にガスケに流れが傾いたものの、終盤で3ゲーム連取に成功し、2時間17分で勝利した。
試合後の会見でナダルは「今大会のベストマッチだった。これからも続けていかなければならないよ。僕にとっては、いい勝利。(今大会で)初めてストレートで勝てた」と語った。
「第3セットはチャレンジだったね。彼がレベルを上げてきたからね。難しい局面を経験した。でも、それを乗り越えてポジティブな気持ちでプレーできたのはよかったと思う。4回戦に進出できてうれしい、間違いなくね」
勝利したナダルは4回戦で第22シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは3回戦で第14シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を7-6 (9-7), 6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
ティアフォーとの4回戦に向けてナダルは「彼は素晴らしいプレーをしていると思う。情熱とエネルギーにあふれた選手だね。とても素早く、アグレッシブなプレーができる。つまり、僕が良いプレーをしなければ勝てない選手なんだ」と述べた。
「自分にとって、とても重要なテストになることは分かっている。全米オープンの4回戦は、とてもタフな相手と戦うことになるのは分かっている。ある意味、僕にとっての挑戦。コート上での強度を上げなければならない。それを実現できるようにしたいね」
同日には第3シードの
C・アルカラス(スペイン)、第7シードの
C・ノリー(イギリス)、第9シードの
A・ルブレフらが16強に駒を進めている。
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