テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク51位の
A・マレー(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク204位の
E・ナヴァ(アメリカ)に5-7, 6-3, 6-1, 6-0の逆転勝ちをおさめ、3回戦へ進出した。
>>メドベージェフvsリンデルクネシュ 1ポイント速報<<>>セリーナvsコンタベイト 1ポイント速報<<35歳のマレーは全米オープンに16度目の出場で、2008年に準優勝、2012年に優勝をおさめている。昨年は1回戦で第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)に6-2, 6-7 (7-9), 6-3, 3-6, 4-6のフルセットで敗れ、同大会で自身初の初戦敗退を喫していた。
今大会の1回戦では第24シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を7-5, 6-3, 6-3のストレートで破り、自身15度目の2回戦進出を決めた。
一方、全米オープンに2年連続2度目の出場となる20歳のナヴァは1回戦で、世界ランク103位の
J・ミルマン(オーストラリア)を7-6(9-7), 4-6, 7-6(7-4), 1-6, 6-1のフルセットの末に破って2回戦進出を果たした。
初対戦となったこの試合、第1セットは互いに譲らず1度ずつブレークをして迎えた第12ゲームでナヴァが2度目のブレークに成功して先取する。第2セットに入るとマレーが第5、第9ゲームでブレークを奪って1セットオールとする。
その後はマレーが主導権を握り、第3セットの第3ゲームから11ゲームを連取して勝利を掴んだ。
試合後のマレーのオンコートインタビューが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「フィジカルの面ではここ数年で一番いい感じだよ。ここ数年で動きがものすごく良くなっている」と語った。
「特に最近は、強いボールを打つ選手が多いので、しっかりディフェンスすることが必要だ。今ちょうどそれができているような気がするし、自分がいたいところに近づいてきている」
マレーは3回戦で第13シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは2回戦で世界ランク119位の
H・グルニエ(フランス)を2-6, 6-1, 7-6(7-4), 7-6(9-7)の熱戦の末に下しての勝ち上がり。
マレーはベレッティーニ戦について「シュトゥットガルトの決勝ではタフな3セットマッチで戦ったので、本当に難しい試合になると思う。もし自分のプレーがうまくいって、リターンがポイントに繋がれば良いチャンスがあると思うよ」とコメントした。
マレーとベレッティーニは4度目の対戦で、ベレッティーニの2勝1敗。直近での対戦は6月のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)の決勝で、ベレッティーニが6-4, 5-7, 6-3でマレーを破り、今季初のツアー優勝を果たした。
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