男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は12日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)を6-4, 5-7, 6-3で破り、今季初のツアー優勝を果たすとともに、2019年以来3年ぶりに同大会を制覇した。
>>マレーvsベレッティーニ 1ポイント速報<<世界ランク68位のマレーは同78位の
N・キリオス(オーストラリア)を7-6 (7-5), 6-2で下して決勝進出。一方、世界ランク10位のベレッティーニは準決勝で同61位の
O・オッテ(ドイツ)を7-6 (9-7), 7-6 (7-5)で破っての勝ち上がり。
両者3度目の顔合わせとなったこの日、ベレッティーニが第3ゲームで最初のブレークに成功し、3ゲームを連取。このリードを守りきり第1セットを先行する。
続く第2セット、序盤からキープが続くと第12ゲームにマレーがベレッティーニのサービスを破り1セットオールに。
勝負のファイナルセット、追いつかれたベレッティーニだったが、第1ゲームからブレークに成功すると、第9ゲームでもブレークを奪い、約2時間30分の一戦を制して大会2度目の優勝を決めた。
なお、勝利したベレッティーニは昨年のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)以来、約1年ぶりキャリア通算6度目のツアータイトル獲得となり、芝コート3回目のタイトルとなった。
一方、敗れたマレーは2019年のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来、約2年半ぶりのツアータイトル獲得とはならなかった。
■関連ニュース
・キリオス4強 マレーと激突・マレー「素晴らしい雰囲気」・マレーがチチパス撃破で4強■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング