テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク55位の
西岡良仁は世界ランク39位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に3-6, 5-7, 3-6のストレートで敗れ、3年連続で初戦敗退を喫した。試合後、西岡は「フォキナに対して全てうまくいかなかった」と語った。
>>ダニエル 太郎vsガスケ 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎、ナダルら全米OP男子 組合せ<<西岡は全米オープンに8度目の出場で、最高成績は2回戦進出。昨年は1回戦で
J・ソック(アメリカ)に7-6 (7-5), 2-6, 4-6, 2-6の逆転で敗れ、2年連続の初戦敗退となっていた。
一方のダビドビッチ フォキナは、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で決勝に進出。決勝で
S・チチパス(ギリシャ)に3-6, 6-7(3-7)のストレートで敗れるも、キャリア初のツアー準優勝をおさめた。全米オープンは4年連続4度目の出場で、2020年のベスト16進出が最高成績。
両者は初顔合わせ。互いのサービスブレークから始まった第1セット、序盤こそミスが目立ったダビドビッチ フォキナの強烈なウィナーが徐々に決まり始め、西岡は第8ゲームで再びブレークを許す。サービングフォーザセットの第9ゲームをラブゲームでキープされ、第1セットを先取される。
第2セット、西岡はサービスゲームをキープできずゲームカウント1-4とリードを許すも、ここから4ゲームを連取し5-4とする。しかし第11ゲームで再びブレークを許すと、第1セットと同じくダビドビッチ フォキナがサービングフォーザセットの第12ゲームをラブゲームで決めて、2セットダウンとされる。
続く第3セット、両者ともにサービスキープを続けてゲームカウント3-3で迎えた第7ゲームで、西岡は痛恨のブレークを奪われる。その後、第9ゲームで再びブレークされ、初戦で姿を消した。
試合後の記者会見で西岡は、「彼のプレーがとても良かったです。初めての対戦だったので、最初彼がどのようなプレーをするのか考えてみました。彼のプレーでいくつか少し驚いたことがありました」と語った。
「ここ数試合、僕と対戦する前の彼とは少しプレーが違っていました。彼は試合が始まる前に、僕に対してどうプレーするのが良いか考えていたのかもしれません」
「そして、今日は自分のサーブが機能しませんでした。ストロークでは、ほとんど彼のほうが上手でした。僕はいつも相手の弱点をついて、試合の間に少しクレイジーになるようにしています、そうすることで相手が色んなことを考え始めたり、イージーミスを犯したり、そういうことが起こりやすくなります」
「でも彼はとても堅実なプレーをしていたので、どうすればストロークから打ち負かせるのか最後まで分かりませんでした。僕にとって、とても手強い相手だと思います。フォキナに対して全てうまくいかなかったと思うし、彼はとても堅実なプレーをしていたと思います」
ダビドビッチ フォキナは2回戦で、世界ランク98位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。
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