男子テニスのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)は24日、シングルス3回戦が行われ、第13シードの
J・ドレイパー(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク231位の
D・ティーム(オーストリア)を6-1, 6-4のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
前々週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)では
S・チチパス(ギリシャ)や
G・モンフィス(フランス)らを下し8強入りを決めていた20歳のドレイパー。それ以来のツアー出場となった今大会、シード勢が1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク61位の
F・フォニーニ(イタリア)を下して勝ち上がった。
この試合、ドレイパーはファーストサービスが入ったときに85パーセントの確率でポイントを獲得。元世界3位のティームに1度もブレークチャンスを与えず、リターンゲームで3度のブレークに成功し、1時間19分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにドレイパーのコメントを掲載し「第2セットでは彼(ティーム)が素晴らしいショットを繰り出してきたのできつかった。彼とコートに立てたことは本当に光栄だよ。彼は素晴らしいプレーヤーだ」と語った。
「自信を持って、うまくスタートできた。ボールを打ち抜くことができたし、コンディションも良かったね。 みんなが彼(ティーム)を応援しているような気がして、難しいスタートになってしまったけど、自信を持って前に出ることが必要だと思った」
勝利したドレイパーは準々決勝で予選を勝ち上がった世界ランク102位の
M・ヒュースラー(スイス)と対戦する。ヒュースラーは3回戦で第11シードの
I・イヴァシカを7-6 (7-2), 3-6, 7-6 (7-3)のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、第4シードの
M・クレッシー(アメリカ)、第10シードの
B・ボンズィ(フランス)らが8強に駒を進めている。
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