女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク59位の
S・スティーブンス(アメリカ)が同416位の
S・ケニン(アメリカ)を6-2,6-7(5-7), 7-5のフルセットで破り、今年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約3カ月ぶりの初戦突破を果たした。
>>大坂らナショナル・バンクOPの組合せ<<>>西岡、メドベージェフらナショナル・バンクOPの組合せ<<前週のシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA250)1回戦で世界ランク72位の
A・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)に1-6, 4-6のストレートで敗れたスティーブンス。この日の第1セット、ファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、30分で先行する。
続く第2セット、第2ゲームから5ゲーム連取に成功し第6ゲーム終了時点で5-1とリードする。しかし、直後の第7・第8ゲームで合計4度のマッチポイントを逃したスティーブンスは1時間22分で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、両者は2度ずつのブレークを奪い、第10ゲームで再びマッチポイントを逃したスティーブンスは第12ゲームで、この日6度目のマッチポイントを決めて、3時間で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでスティーブンスのコメントを紹介している。
「試合中に何度もマッチポイントを逃しながら、気持ちが折れなかった試合は初めてだと思うので、とにかく誇らしい」
勝利したスティーブンスは2回戦で第3シードの
M・サッカリ(ギリシャ)と対戦する。
同日には、第13シードの
L・フェルナンデス(カナダ)、第14シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第15シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第16シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)、世界ランク23位の
P・クヴィトバ(チェコ)らが2回戦へ駒を進めた。
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