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マレー 寄付額は約4000万円に

アンディ・マレー
シティOP会場で練習するマレー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは7月30日、世界ランク50位のA・マレー(イギリス)とアメリカ政府で国務長官を務めるアントニー・ブリンケン氏と面談したことを公表した。マレーはイギリスのユニセフ大使を務めており、ロシアによるウクライナ侵攻について賞金の寄付などを表明している。

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マレーは1日から開幕するシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)出場のためにワシントンに滞在しており、30日には会場であるロッククリークパーク・テニスセンターにブリンケン氏が訪れたことで会談が実現した。

4児の父親である元世界ランク1位のマレーは、ロシアがウクライナへ侵攻した2月末以降に出場したBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)から、獲得賞金の100パーセント寄付を発表。ATPによれば、寄付額は現時点で約30万ドル(約3,900万円)以上となっており、今季終了後も寄付を続ける意向があると説明されている。

また、シティ・オープンの大会チェアマンであるマーク・アイン氏は、マレーが今週同大会で獲得した賞金と同額を寄付することを発表。また、大会に足を運ぶファンにも寄付を呼びかけるイベントも開催することを明かした。

大会前の記者会見に登場したマレーは「素晴らしいこと。マークとチームのみんなに感謝したい。選手と大会が協力し合えば本当に良いことが起きるということを証明していく。僕が良いプレーをし、多くのファンが参加し、多くの資金を集められることを願っているよ。この現状を忘れてはいけない。まだ続いているんだ。今もなお人々が殺され、子どもたちが家から逃げ出し、本当に悲惨な状況に置かれている。メディアが光を当て、語り続けることが重要なんだ」と語った。

マレーはシティ・オープン1回戦で世界ランク108位のM・イメル(スウェーデン)と対戦する。




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(2022年8月1日11時50分)



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