8月21日に開幕する男子テニスのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)は18日、世界ランク158位の
錦織圭がワイルドカード(主催者推薦)で出場することを公式サイトで発表した。
錦織は1月のシドニーテニスクラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)への出場を予定していたが、股関節の負傷のため欠場。その後、同月25日には同箇所の手術を受けたことを報告して、約6カ月間ツアーを離脱すると発表した。
復帰は7月から8月を予定していたが、25日に開幕するアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)にワイルドカード(主催者推薦)で出場することが発表された。その後30日からのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)にも出場予定選手(エントリーリスト)に入っていた。
前週には相次いでアトランタ・オープンとシティ・オープンのエントリーリストから名前が削除されていたが、今回、8月29日開幕の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の前哨戦となるウィンストン・セーラム・オープンが錦織の出場を発表。実現すれば、2011年以来11年ぶり2度目となる。
大会の公式サイトではトーナメントディレクターのジェフ・ライアン氏のコメントを掲載し、次のように語っている。
「彼はいつも魅力的な選手。2011年の最初の大会でベスト16に進出して以来、ここには来ていないので、ファンにとっては本当に嬉しいことだろう。私は特に彼の粘る力や熱心さが好きだ。彼が今夏のワイルドカードを獲得したことは、私たちにとって大きな喜びだよ」
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