男子テニスで世界ランク40位の
N・キリオス(オーストラリア)は8日にインスタグラムを更新し、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)準決勝で対戦予定だった第2シードの
R・ナダル(スペイン)が腹部の負傷のため棄権したことについて「早く元気な姿を見せてくれることをみんな願っています」とつづった。
>>ウィンブルドン女子決勝 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<ナダルは準々決勝の
T・フリッツ(アメリカ)戦でフルセットを戦った際、第2セット途中でメディカルタイムアウトを取得し治療を行っていた。その後の会見でも準決勝棄権を示唆するなど、出場可否が不透明になっていた。
ナダルは会見で「腹部の痛みに悩まされているんだ。このような状況で2試合(準決勝と決勝)に勝つことはできないと思ったから決断した。正しいスピードでサーブできないだけでなく、サーブするための通常の動きもできないんだ。自分の目標を達成するためのレベルでプレーする競争力がないまま、コートに出るのは嫌だ。そして、もっと悪くなる可能性もある」と明かしている。
準決勝で対戦予定だったキリオスはインスタグラムで「異なる選手で異なる性格。回復が順調で、早く元気な姿を見せてくれることをみんな願っています。次回まで…」と記した。
不戦勝となったキリオスは四大大会初の決勝進出。決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第9シードの
C・ノリー(イギリス)のどちらかと対戦する。
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第12日 男子シングルス準決勝 4連覇へジョコビッチが地元ノリーと対戦
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