テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は21日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク180位の
内島萌夏は第16シードで同150位の
F・フェロ(フランス)に5-7, 7-6 (7-5), 5-7のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。
3試合に勝利すると本戦に出場できるこの予選。内島は今大会がウィンブルドン初挑戦となった。
この試合の第1セット、第2ゲームでブレークを許した内島だったが、直後の第3ゲームでブレークバックに成功。その後は互いにブレークチャンスを与えずにサービスをキープ。内島は第11ゲームで1度のブレークチャンスを得るも活かせず、第12ゲームでブレークを許して先行される。
続く第2セットでは2度ずつブレークを奪い合うと第12ゲームではマッチポイントとなるブレークポイントを5度凌ぎタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功した内島がセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでブレークを許した内島だったが、直後の第2ゲームでブレークバックに成功。その後は互いにサービスキープが続くも第11ゲームで再びブレークを奪われ、2時間34分の激闘の末に力尽きた。
勝利したフェロは予選2回戦で世界ランク269位のハンナ・チャン(アメリカ)とワイルドカードで出場する同1147位のシュ・ミンジーの勝者と対戦する。
日本勢では内島の他に、世界ランク138位の
本玉真唯と同193位の
内藤祐希が出場。本玉は同295位のS・ワグナー(ドイツ)を7-5, 6-2のストレートで下して初戦突破、内藤は同201位のA・ラザロ ガルシア(スペイン)に1-6, 6-1, 2-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となっている。
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