男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は20日、シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク123位の
ダニエル太郎は第5シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)に4-6,6-7 (4-7)のストレートで敗れ、初戦突破とはならなかった。
今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入りを果たしたダニエルだったがこの試合はストローク戦で世界ランク20位のバウティスタ=アグ相手に苦戦。それでも第1セットのリターンゲームでは、4度のブレークチャンスを創出するなど互角に戦うなか第2セットへ突入した。
第2セットでは互いにサービスゲームのキープが続き中盤へ。迎えた第9ゲームでダニエルが落としゲームカウント4-5としてバウティスタ=アグのサービング・フォー・ザ・マッチとなるが、第10ゲームの土壇場でブレークバックに成功。この試合初のブレークを奪いタイブレークとなる。勢いに乗ったダニエルはタイブレーク途中まで4-2とリードしていたが、そこから追い上げをみせるバウティスタ=アグに6ポイント連取を許し1時間50分で力尽きた。
ダニエルは今後27日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)出場を予定。
勝利したバウティスタ=アグは2回戦で世界ランク45位の
N・キリオス(オーストラリア)と同55位の
L・ジェレ(セルビア)のどちらかと対戦する。
同日には世界ランク40位の
I・イヴァシカ、同53位の
T・フリークスポール(オランダ)らが2回戦へ駒を進めている。
マヨルカ・チャンピオンシップスの第1シードは
D・メドベージェフ、第2シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードは
D・シャポバロフ(カナダ)、第4シードは
P・カレノ=ブスタ(スペイン)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。、
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