27日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は16日に出場予定選手(エントリーリスト)を更新し、男子では元世界ランク3位の
D・ティーム(オーストリア)が、女子では同元4位の
S・ケニン(アメリカ)の欠場が明らかになった。
28歳のティームは、昨年6月に右手首を負傷し同月のウィンブルドンを欠場。その後リハビリを行い、今年3月にツアー復帰を果たした。しかし、復帰後は勝ち星をつけることができず、世界ランクは現在352位を記録している。今大会はコンディション不良での欠場となった。
男子ではそのほかに全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝で右足首を負傷しその後同箇所の手術を行った世界ランク2位の
A・ズベレフ(ドイツ)、右手首のけがを抱える同36位の
L・ハリス(南アフリカ)の欠場が発表されている。
また、女子では2020年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)女王のケニンが欠場。23歳のケニンは足首の負傷に悩まされており、今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)以降、約3カ月にわたりツアーを離れている。
女子ではケニンのほかに、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝を果たしたL・フェルナンデスが足のけがで出場を断念している。
今年のウィンブルドンは27日から7月10日にかけて開催予定。
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