男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が世界ランク31位の
D・エヴァンス(イギリス)を6-3, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。
前週のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)では決勝で元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)を破り、キャリア通算6度目のタイトルを獲得したベレッティーニ。
この日は21本のサービスエースを放つなど、1度もブレーク許すことなく、前週のロスシー・オープン・ノッティンガム(イギリス/ノッティンガム、芝、チャレンジャー)を制しているエヴァンスを1時間36分で下した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでベレッティーニのコメントを紹介している。
「2人とも先週の大会で優勝していたので、自信があったし、それをコートで発揮できたと思う。勝つことができてとてもうれしい」
「芝でプレーするのが好きで、ここでプレーするのが大好き。数ヶ月前に手術をして、この芝生のシーズンでプレーできるかどうかわからなかった。ここでプレーできることに本当に感謝している」
「もちろん、どの試合も僕にとっては重要なもの。今は次の試合のことを考える時だ。目標は再び勝つこと」
勝利したベレッティーニは2回戦で世界ランク82位の
D・クドラ(アメリカ)と対戦する。クドラは初戦で同32位の
L・ソネゴ(イタリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には、元世界ランク121位の
S・クエリー(アメリカ)、同290位の
S・ワウリンカ(スイス)らが2回戦へ駒を進めた。一方で、第1シードの
C・ルード(ノルウェー)と第5シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が1回戦で姿を消した。
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