男子テニスで元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)は6日、ボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)の1回戦を前に会見に登場。大会で得た賞金はウクライナの人々のために寄付することを明かした。
現世界ランク68位のマレーが芝大会に出場するのはこれが45回目。母国イギリス以外のグラスコートへの大会出場は2005年7月のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)以来、約17年ぶりとなる。
大会の公式サイトはマレーのコメントを掲載し、獲得した賞金はウクライナに寄付すると述べた。
「賞金は数年前から一緒に活動しているユニセフに寄付している。ウクライナで起きていることは、とても恐ろしいこと。子どもたちは家を追われ、家族から引き離され、あるいは殺されている。僕は大したことはできないけど、せめてウクライナの人たちのために何かお返しをしようと思っている。状況は常に変化しているけど、そのお金は手助けするためにある」
マレーは4月5日に自身のツイッターでウクライナの状況について言及しており、「ウクライナで激化する紛争で750万人以上の子どもたちが危険にさらされている。そこで僕はユニセフと協力して、緊急の医療品と幼児教育キットを提供する支援をしている」とつづっていた。
■関連ニュース
・マレー逆転負け CH決勝逃す・マレー、WBへ「良い結果を」・マレー、WBへ「良い結果を」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング