テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、車いすテニスの男子シングルス準々決勝が行われ、
国枝慎吾と
小田凱人がそれぞれ勝利し、準決勝で対決することが決定した。小田は試合後の会見で「もちろん、僕の夢はNO.1になること」と明かした。
>>ナダルvsズベレフ 1ポイント速報<<>>全仏OP男子組合せ・結果<<先月プロ転向を発表した16歳の小田は今回がグランドスラム初出場。1回戦でN・ペイフェール(フランス)をストレートで破ると準々決勝では第4シードの
G・リード(英国)を6-2, 6-4のストレートで下し、4強入りを果たした。
国際テニス連盟のITFは小田のコメント掲載し「昨日は、初めてのグランドスラムだったので、少し緊張した。でも、今日は2試合目だったので、リラックスして戦えた。ドロップショットもボレーもよかった。とてもいい試合だったと思う」と語った。
一方、第2シードで昨年準優勝の国枝慎吾は上位4シードが初戦免除のため、準々決勝が初戦に。
S・ウデ(フランス)を6-3, 6-2のストレートで破り、ベスト4進出を決めた。
これにより、国枝と小田は準決勝で激突。小田は国枝との試合を前に「次の試合に集中しなければならない。誰と対戦するにしても、常にタフな試合になると思う」と述べた。
また、小田はインスタグラムを更新しており、「止まることなく、波に乗り、暴れるだけ。明日準決勝です。応援よろしくお願いします」とつづっている。
グランドスラムのシングルスで26個のタイトルを獲得している国枝と小田はこれが2度目の顔合わせ。今年1月のメルボルン車いす・オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)で初めて顔を合わせており、国枝が7-6 (7-2), 7-6 (7-1)のストレートで勝利している。
勝者は決勝で第1シードの
A・ヒューエット(イギリス)と第3シードの
G・フェルナンデス(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。
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