男子テニスで世界ランク5位の
R・ナダル(スペイン)のコーチを務める
C・モヤ(スペイン)は、
N・ジョコビッチ(セルビア)との全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝について言及し、勝敗を左右する鍵について明かした。
>>全仏OP男子組合せ・結果<<>>ジョコビッチvsナダル 1ポイント速報<<現役時代には全仏オープン(1998年)を制覇するなど計20個のタイトルを獲得した元世界ランク1位のモヤ。現在は同胞のナダルを指導するモヤは、男子プロテニス協会のATPが実施した公式インタビューの中で次のように語っている。
Q:ナダルのコンディションは?
「いい感じだと思う。彼(ナダル)は4試合を戦い抜き、そのうちの1試合はタフだった。彼は逆境を乗り越えてきたんだ。私はいつも、彼がコート上で過ごす時間はできるだけ短い方がいいと思うけど、今回は難しい試合をしていることが彼の助けになっているかもしれない」
Q:4時間を超えた
F・オジェ アリアシム(カナダ)との4回戦が準々決勝に影響するか?
「ラファは通常、このような(長時間の)試合からよく回復できる。特にクレーコートではね。ハンディキャップにはならないと思う。彼はしっかりと休養しているし、フレッシュだ。すべて順調だよ」
「我々は常にナダルのベストを期待しているし、明日は彼が勝てるようにベストを尽くしてくれると思う。とてもタフな試合だけど、ラファは準備ができていると信じている」
Q:ジョコビッチに勝つために必要なことは?
「戦術よりも、高いレベルのテニスをすることだ。ラファがオジェ アリアシム戦の最後の3ゲームのように戦えば、うまくいくだろう。ジョコビッチのような相手にチャンスをつくるには、その強さをずっと維持しなければならないんだ」
「彼らはお互いをよく理解している。最も重要なことは、彼が良い試合をしなければならないということを自覚し、ボールをうまく打つことだ。それ以外は、すべて後からついてくるものさ」
なお、過去13度の優勝を誇るナダルは4回戦で第9シードのオジェ アリアシムを3-6, 6-3, 6-2, 3-6, 6-3のフルセットで破り、6年連続16度目のベスト8進出を果たした。
一方、昨年王者で3度目のタイトルを狙うジョコビッチは4回戦で第15シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-1, 6-3, 6-3のストレートで撃破。13年連続16度目のベスト8進出を決めている。
ジョコビッチとナダルはこれまで58度対戦し、ジョコビッチの30勝28敗。全仏オープンに限ってはナダルが7勝2敗と勝ち越している。直近の対戦は昨年の全仏オープン準決勝であり、その時はジョコビッチが3-6, 6-3, 7-6 (7-4), 6-2の逆転勝ちをおさめている。
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