男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は3日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク21位の
G・モンフィス(フランス)を6-3, 6-2のストレートで破り、2019年以来3年ぶり11度目の初戦突破を果たした。
>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ・結果<<4月のセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、クレー、ATP250)では、決勝で世界ランク8位の
A・ルブレフに敗れるも準優勝をおさめたジョコビッチ。
この試合の第1セット、お互いにサービスキープが続くと雨天により一時中断に。再開後の第5ゲームでサービスをキープしたジョコビッチが直後の第6ゲームでブレークに成功し、48分で先行する。
第2セットではモンフィスのミスもあり第3ゲームでブレークに成功。第7ゲームでもブレークを奪ったジョコビッチはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームで2度のブレークポイントを凌ぎ、モンフィスに対して18連勝を飾った。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでジョコビッチのコメントを紹介している。
「特に説明はない。他の試合と同じようにアプローチしようと思っている。彼(モンフィス)のプレースタイルが僕のゲームに適しているのだろう。でも、これまで何度か接戦を演じてきた」
史上最多記録となる、対戦成績18勝0敗となったことについては、「そのこと(無敗記録)はあまり考えていない。僕にとって精神的にとても重要な勝利なんだ」と語った。
勝利したジョコビッチは3回戦で第14シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と世界ランク78位の
A・マレー(イギリス)のどちらかと対戦する。
同日に行われた2回戦では、第6シードのルブレフが16強へ駒を進めた。また1回戦では、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第17シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、世界ランク24位の
M・チリッチ(クロアチア)、同30位の
S・コルダ(アメリカ)らが2回戦へ進出している。
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