男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク29位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第11シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を6-4, 3-6, 7-6(7-2)のフルセットで破り、同大会で4年ぶり2度目のベスト4進出を決めた。試合後、ディミトロフは「1日1日を大切に過ごしている」と語った。
>>ディミトロフvsダビドフィッチ フォキナ 1ポイント速報<<>>ズベレフvsチチパス 1ポイント速報<<ディミトロフとフルカチュは今回が2度目の顔合わせで、昨年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準々決勝で対戦し、ディミトロフが3-6,6-4,7-6 (7-2)の逆転勝ちをおさめている。
今大会、3回戦でディミトロフは第7シードの
C・ルード(ノルウェー)を6-3, 7-5で破り、一方のフルカチュは37位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を7-6(7-2), 6-2で下しての勝ち上がり。
第1セット、ディミトロフが第3ゲームでブレークに成功すると、このリードを守り先取する。
第2セット、フルカチュが第6ゲームでディミトロフのサービスゲームを破ってゲームカウント4-2とすると、第9ゲームで迎えたサービングフォーザセットをラブゲームで締めて1セットオールに並ぶ。
ファイナルセット、第10ゲームでフルカチュがサービングフォーザマッチを迎えるも、ディミトロフがブレークバックに成功。ディミトロフは第12ゲームで掴んだ2度のマッチポイントを凌がれるも、タイブレークでは4連続ポイントを決めて4強入りを決めた。
ディミトロフのオンコートインタビューが大会公式サイトに掲載され、「1日1日を大切に過ごしている」と語った。
「やるべきことに打ち込んできた、それだけだよ。自分がどうプレーしているかとか、そういうことは考えずに、ただひたすらやるべきことを取り組んでいきたい」
「クレーコートシーズンはそれほど長くはないので、ただひたすら積み重ねていくしかない。もちろん、この試合に負けていたら悔しいけど、同時に正しいことをやってきたから、あまり自分を責めることもないだろうね」
ディミトロフは決勝への切符をかけて、日本時間16日の20時半(現地16日の13時半)以降に行われる準決勝で、世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。
両者は2度目の顔合わせで、昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)1回戦で対戦。この時はダビドビッチ フォキナが6-4, 7-6 (7-2)のストレートで勝利している。
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