男子テニスのハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)は9日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク74位の
D・ゴファン(ベルギー)が同60位の
F・コリア(アルゼンチン)を6-3, 6-3のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。
>>ダニエル 予選決勝1ポイント速報<<>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<準々決勝では世界ランク79位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を逆転で破った元世界7位のゴファン。この試合の第1セットでは第2ゲームでブレークに成功。直後の第3ゲームでブレークバックを許したものの終盤で4ゲームを連取し、先行する。
第2セット、ファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得したゴファン。お互いにサービスキープが続くと第8ゲームでブレークに成功し、1時間23分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにゴファンのコメントを掲載し「短い試合だったので良かったと思う。ここ2試合は2時間30分以上あったからね。簡単ではなかった。最初は少し緊張してしまった」と語った。
「徐々に気持ちに余裕が生まれ、ボールの質も良くなった。第1セットの終盤からはすごくいいプレーができるようになった。また決勝を戦うことができて、特にここ、クレーコートでの最初の大会はうれしいよ。明日は、すべてを出し切る」
勝利したゴファンは決勝で世界ランク65位の
A・モルカン(スロバキア)と対戦する。モルカンは準決勝で第8シードの
L・ジェレ(セルビア)を6-1, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
また、ゴファンは優勝すれば昨年2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)以来 約1年2か月ぶりとなる。
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