男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は3日、シングルス決勝が行われ、第14シードの
C・アルカラス(スペイン)が第6シードの
C・ルード(ノルウェー)を7-5, 6-4で破り、同大会で史上最年少の優勝を飾った。アルカラスは試合後に元世界1位でコーチを務めている
J・C・フェレーロ(スペイン)から試合前に受けたアドバイスを明かした。
>>マイアミOP 男子組み合わせ<<18歳のアルカラスは初戦の2回戦で世界ランク55位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)、3回戦で第21シードの
M・チリッチ(クロアチア)、4回戦で第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)、準々決勝で同48位の
M・キツマノビッチ(セルビア)、そして準決勝で昨年覇者で第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)をストレートで破って勝ち上がった。
この試合の第1セット、ファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得したアルカラス。第2ゲームでブレークを許しゲームカウント0-3とされるも第7・第11ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームで1度のブレークポイントを凌ぎ先行する。
第2セットでは序盤で3ゲームで連取に成功。第4ゲームでブレークを許すも、その後はブレークチャンスを1度も与えず1時間52分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し、コーチを務めているフェレーロから試合前に受けたアドバイスについて語った。
「僕にとって初めての(ATPマスターズ1000)決勝になることは誰もが知っているけど、彼はトーナメントの最初の試合だと思うようにして、準決勝のように緊張をうまくコントロールするようにと言った。自分のプレーをすること、決勝のことを考えないようにすること。今大会のすべての試合でそうであったように、メンタル的に強くあり続けることが大事だとね」
「彼(フェレーロ)は、僕にとってとても大切な人。プロフェッショナルな面でも、プライベートな面でも、彼は僕をたくさん助けてくれる。一緒にいるときは、人生について、スポーツについて、サッカーについて、何でも話すよ。彼はコーチであると同時に友人だとも思っている。だから、彼とは何でも話せるよ」
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