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大坂なおみ 涙の理由「嬉しさ」

大坂なおみ
試合後、涙を流した大坂なおみ
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク77位の大坂なおみが第22シードのB・ベンチッチ(スイス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初の決勝進出を決めた。大坂は試合後の記者会見で、試合終了直後に涙を流した理由を明かしている。

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マイアミ・オープンは試合後の大坂のコメントを公式サイトに掲載。

「嬉しかった。準決勝は、私にとって大きな意味があったと思う。ウォーミングアップのときもそうだったけど、すごく緊張していて足がうまく動かなかった。この大会では自分を試したかったし、彼女(ベンチッチ)はそのための最高の相手だったと思う。私は(ベンチッチとの対戦で)良い思い出がない。だから、無事に終わってよかったと思う。(涙は)安堵というより、嬉しさだった」

大坂とベンチッチは5度目の顔合わせで、これまで大坂の1勝3敗。2013年の初対戦時に勝利して以降、2019年に3戦全敗を喫しており、2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で敗れて以来、約2年半ぶりの対戦となった。

この試合の第1セット、2021年7月の東京オリンピック(日本/東京、ハード)で金メダルを獲得したベンチッチのリターンに苦しみ序盤で4ゲーム連取を許す。第6ゲームでこの日初のブレークに成功した大坂だったが、その後はブレークチャンスを掴めず先行される。

第2セットでは第2ゲームでいきなりブレークに成功するも直後の第3ゲームでブレークバックを許す。それでも第6ゲームで再びブレークを奪った大坂がセットカウント1-1に追いつく。

迎えたファイナルセット、第4ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐと直後の第5ゲームでブレークに成功し、4ゲームを連取。第8ゲームでこのセット初のブレークを許すも第10ゲームをキープした大坂がWTA1000で自身4度目の決勝進出を決めた。

勝利した大坂は決勝で第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準決勝で第16シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-2, 7-5のストレートで破り、初の決勝進出を果たすとともにキャリア連勝記録を16に更新した。




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(2022年4月2日7時50分)



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