女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク77位の
大坂なおみが第22シードの
B・ベンチッチ(スイス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初の決勝進出を決め、同大会では日本勢として1995年に準優勝をおさめた
伊達公子以来27年ぶりの快挙を達成した。
>>大坂 なおみ 決勝 1ポイント速報<<>>マイアミOP男女組み合わせ・結果<<今大会、大坂は準々決勝で第9シードの
D・コリンズ(アメリカ)を6-2, 6-1のストレートで破り、準決勝進出。一方、ベンチッチは準々決勝で世界ランク249位の
D・サビル(オーストラリア)(オーストラリア)をストレートで下し、4強入りを決めていた。
両者は5度目の顔合わせで、これまで大坂の1勝3敗。2013年の初対戦時に勝利して以降、2019年に3戦全敗を喫しており、2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で敗れて以来、約2年半ぶりの対戦となった。
この試合の第1セット、2021年7月の東京オリンピック(日本/東京、ハード)で金メダルを獲得したベンチッチのリターンに苦しみ序盤で4ゲーム連取を許す。第6ゲームでこの日初のブレークに成功した大坂だったが、その後はブレークチャンスを掴めず先行される。
第2セットでは第2ゲームでいきなりブレークに成功するも直後の第3ゲームでブレークバックを許す。それでも第6ゲームで再びブレークを奪った大坂がセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、第4ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐと直後の第5ゲームでブレークに成功し、4ゲームを連取。第8ゲームでこのセット初のブレークを許すも第10ゲームをキープした大坂がWTA1000で自身4度目の決勝進出を決めた。
勝利した大坂は決勝で第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と第16シードの
J・ペグラ(アメリカ)の勝者と対戦する。
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