男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・メドベージェフが予選から出場した世界ランク158位のT・マチャク(チェコ)を6-3,6-2のストレートで下して初戦突破を果たすとともに、4度目の3回戦進出を果たした。
>>大坂 なおみ2回戦 1ポイント速報<<>>メドベージェフらBNPパリバOP組み合わせ<<2月28日付の世界ランキングで自身初の世界ランク1位を獲得して以降、初のツアー参戦となった26歳のメドベージェフ。シード勢は1回戦免除のためこの日が初戦となった。
試合は3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得したメドベージェフが、マチャクにブレークを許さずに快勝。リターンゲームでは3度のブレークを奪い1時間11分で突破を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載された。
「かなり安定したプレーができた。第1セットは互角に感じたね。肝心なところでアンフォーストエラーがあったり、判断が遅れたりした。テニスは時としてそういうものなんだ。スコアは良いように見えるかもしれないけど、1ポイント1ポイント見たり、通しで見てみるとそれほど簡単ではない。なんとか切り抜けて、勝てて良かったよ」
「ここ(インディアンウェルズ)はいつもなんかコンディションがおかしいんだ。慣れるには多くの時間が必要だし、それと同時に素晴らしい環境でもある。だから選手のみんなは大会の1週間から1週間半前に現地入りする。僕もそうしたし、気分はとても良い」
大会初制覇と世界ランク1位として初のタイトル獲得を狙うメドベージェフは、3回戦で第26シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは2回戦で世界ランク40位の
F・クライノビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
R・ナダル(スペイン)や第8シードの
C・ルード(ノルウェー)、第12シードの
C・ノリー(イギリス)、第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第17シードの
R・オペルカ(アメリカ)らが3回戦へ駒を進めた。
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