女子テニスのアビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA250)は1日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)が世界ランク115位の
A・ポタポヴァを6-2,6-1のストレートで破り、初戦突破を果たした。試合後のオンコートインタビューでスイトリナは「私がここで稼いだ賞金は全てウクライナ軍にいく」と語った。
>>YouTube 地獄の素振り! 大会出場まで残りわずか! 初心者もりし奮闘<<>>高校センバツ 男女団体組合せ<<スイトリナは母国ウクライナがロシアの侵攻を受けていることを受け、ロシア出身のポタポヴァとの初戦を棄権すると示唆していたが、女子テニス協会のWTAが1日にロシア人選手とベラルーシ人選手の国籍表示を消すと声明。その発表を受け出場を決断した。
試合は強烈なフォアハンドウィナーを放つなどスイトリナが最後までポタポヴァを圧倒。5度のブレークを奪い1時間4分で完勝した。試合後は胸に右手を当てながら左手を高く上げ、祖国への連帯を示した。
WTAのメディア公式ツイッターはスイトリナのオンコートインタビューの内容を掲載。「これは私にとって、とてもとても大切な大会。私がここで稼いだ賞金は全てウクライナ軍にいくつもり。皆さんもサポートありがとう」と涙ぐみながら観客に語った。
勝利したスイトリナは2回戦で世界ランク103位の
V・トモワ(ブルガリア)と対戦する。トモワは1回戦で世界ランク100位の
D・パリー(フランス)を6-4, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
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