男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)は第7シードの
C・アルカラス(スペイン)に4-6,2-6のストレートで敗れて、4年ぶり2度目の優勝とはならなかった。
>>西岡らアカプルコ組み合わせ<<>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<前日の19日に世界ランク74位の
P・アンドゥハル(スペイン)との準々決勝、同100位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)との準決勝のダブルヘッダーを勝ち抜き、決勝に駒を進めていた世界ランク13位のシュワルツマン。
この日は第2ゲームで最初のブレークに成功するも、直後の第3ゲームでブレークバックを許し、第9ゲームでもブレークを奪われて第1セットを落とす。
第2セットでは第1ゲームからブレークを奪われるも第2ゲームでブレークバックに成功。勢いに乗りたいところだったが、その後も2度のブレークを許して1時間28分で敗れた。
男子プロテニス協会のATPは敗れたシュワルツマンのコメントを公式サイトで紹介。
「南米のクレーシーズンは僕に多くの自信やリズムを与えてくれる。オーストラリア(全豪オープン)の後はあまり調子が良くなくて帰国してしまったんだ。体力的にも今年の最初の大会はベストな状態ではなかった。でも、南米では準決勝と2つの決勝に進み、どの大会でも最高の相手と戦うことができた」
敗れたシュワルツマンは2016年のTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)、2018年のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)、2019年のアビエルト・デ・テニス・ミフェル(メキシコ/ロスカボス、 ハード、ATP250)、昨年のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)に続く、自身5度目のツアータイトル獲得とはならなかった。
一方、勝利したアルカラスは昨年7月のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)以来となるキャリア2勝目をあげた。
試合後には「ディエゴ(シュワルツマン)がどのようにプレーするか研究していた」と明かしている。
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