男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は8日にツイッターを更新し、同日シングルス1回戦を戦った元世界ランク3位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)のコメントを掲載。「今夜体験したことは忘れられない」と語られた。
>>西岡らダラス・オープン組み合わせ<<>>YouTube ド素人【テニス】 ボール直撃ハプニング 「やる気が感じない」と喝! 初心者もりし大会出場へ向けフォアハンド猛練習<<2019年の6月のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)で足を滑らせ、右ひざを負傷したデル=ポトロは現在世界ランク753位にまで後退。今週行われているアルゼンチン・オープンにはワイルドカード(主催者推薦)で出場しており、同大会が約2年8カ月ぶりの復帰戦だった。
大会前の記者会見では「僕はプレーするつもりだし、火曜日にコートに立つのが待ちきれないよ。前回、手術をしたのはこのためなんだ。彼(デルボニス)以上の相手はいないし、彼とは一緒に幸せな日々を過ごしている」、「苦悩や悲しみを乗り越えて、火曜日は忘れられない1日にしたい。ブエノスアイレスで大会が開催することで、今しかないという気持ちになった」と、この1戦にかける想いとともに、現役引退を示唆するコメントをしていた。
試合は第6シードの
F・デルボニス(アルゼンチン)から第1セットの第1ゲームでブレークしたものの、その後は押し込まれる展開が続き1-6,3-6のストレートで敗れ初戦敗退。第2セットの終盤には涙を浮かべながらサービスゲームに入るなど、会場は大きな声援で包まれた。
アルゼンチン・オープンは試合後のデル=ポトロのコメントをツイッターで紹介。ひざの状態や現役生活について語られている。
「今日は過去からの脱却をする日だ。今、僕は生活のために、日々のためにひざを大切にしなければならない。でも、テニスに関しては窓を開けておくつもり。今夜体験したことは忘れられないから。もし、今日が最後の試合だったとしても満足して帰るよ」
勝利したデルボニスは、2回戦で世界ランク73位の
P・アンドゥハル(スペイン)と対戦する。
今大会の第1シードは
C・ルード(ノルウェー)、第2シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第3シードは
L・ソネゴ(イタリア)、第4シードは
F・フォニーニ(イタリア)、第5シードは
D・ラヨビッチ(セルビア)、第7シードは
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、第8シードは
L・ジェレ(セルビア)。
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