テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は29日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)が第27シードの
D・コリンズ(アメリカ)を6-3, 7-6 (7-2)のストレートで破り、初優勝を飾った。試合後には「本当に特別な瞬間だった」と語った。
>>キリオス/コキナキスvsエブデン/パーセル 1ポイント速報<<>>ナダルvsメドベージェフ 1ポイント速報<<この試合の第1セット、ファーストサービスが入った時に94パーセントの高い確率でポイントを獲得したバーティ。コリンズから1度のブレークに成功し先行する。
第2セットでは第2・第6ゲームでブレークを許しゲームカウント1-5とされる。しかし、ここから4ゲームを連取しタイブレークにもつれ込むと序盤で4ポイント連取に成功し、1時間27分で勝利。2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に続いてグランドスラム3度目の優勝を果たした。
オーストラリア人女性選手として1978年のC・オニール(オーストラリア)以来44年ぶりの優勝となったバーティは試合後に「本当に信じられない気持ち。ホームでプレーできることは本当に特別なことだし、大会のチャンピオンとしてここにいることは本当にエキサイティングだわ」と述べた。
「少し珍しいくらいに感情を出すことができたし、観客のみなさんと一緒に祝うことができた。今夜のエネルギーはすごかった。このような機会を得るために、私とチームが舞台裏で、そしてこの数年間、どれだけの努力をしてきたかを理解することができたのは、本当に特別なことだと思う。そのすべてが一度に現れたような気がした」
「1-5になってからは、少しアグレッシブに攻めようと思って、戦術的にいくつか調整した。テニスは状況があっという間に変わってしまうことがあるからね。1-5からのスタートで、ある意味、何もないところから挽回することができ、そのセットを通して勢いを得ることができたのは、本当に素晴らしいことだったわ」
一方、敗れたコリンズは四大大会初優勝とはならなかった。
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