男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が世界ランク55位の
J・ダックワース(オーストラリア)を6-2,6-7 (4-7),7-5のフルセットで破ってベスト4進出を果たした。
>>ジョコビッチら パリ・マスターズ組み合わせ<<>>【YouTube】日本大学の全部員インタビュー、1部復帰 さらに王座優勝を目指す<<この勝利によって14日に開幕する最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)初出場を決めたフルカチュ。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでフルカチュのコメントを掲載し「ファイナルに参加できるなんて、夢のようだね。いつかは本戦に出られるだろうと思ってた。とても幸せだよ」と語った。
「特に他のアスリートから多くのサポートを受けている。このような立場にいることを光栄に思うし、ポーランドの人々に少しでも誇りに思ってもらえればと思う。ポーランドでは、WTAファイナルに出場しているイガ(
I・シフィオンテク(ポーランド))のように、(テニスへの)関心が高まっているので、2人の選手が高いレベルで活躍しているのは素晴らしいことだね。願わくば、もっと多くの男女がすぐにトップに加わることを期待しているよ」
この試合、フルカチュは序盤からダックワースをストローク戦で圧倒する。サービスゲームではファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得しブレークチャンスすら与えないプレーを披露。
リターンゲームでは強烈なパッシングショットを決めるなど第4ゲームから2度のブレークを含む5ゲームを連取して第1セットを先取した。
第2セットに入っても勢いの落ちないフルカチュだったが、ダックワースもサービスを中心にブレークを許さず。迎えたタイブレークではダックワースに終始主導権を握られセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットでも互いにブレークすることができないまま終盤に入るが、ゲームカウント6-5で迎えた第12ゲーム、フルカチュが積極的にネットへ出るなどこのセット初のブレークに成功しゲームセット。2時間13分で勝利を決めた。
フルカチュは準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは世界ランク26位の
T・フリッツ(アメリカ)を6-4,6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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11/1(月)~11/7(日)
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