女子テニスのBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）は１２日、シングルス４回戦が行われ、第２シードのＩ・シフィオンテク（ポーランド）は第２４シードのＪ・オスタペンコ（ラトビア）に4-6，3-6のストレートで敗れ、ベスト８進出とはならなかった。

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２０２０年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）女王であるシフィオンテクと２０１７年の全仏オープン女王であるオスタペンコの新旧女王対決となったこの試合、３本のダブルフォルトを犯しサービスが安定しないシフィオンテクは７度のブレークチャンスを与え、そのうち４度を決め切られるなど苦戦する。

リターンゲームではそれを上回る８度のブレークチャンスを創出したが、オスタペンコの粘りのプレーを前に２度しかブレークを奪うことができず１時間３３分で力尽きた。

勝利したオスタペンコは準々決勝で第２３シードのL・フェルナンデスと世界ランク４４位のＳ・ロジャース（アメリカ）のどちらかと対戦する。

また、同日行われた４回戦では第４シードのＥ・スイトリナ（ウクライナ）が第１９シードのＪ・ペグラ（アメリカ）に1-6，1-6のストレートで完敗を喫し姿を消すこととなった。８強入りを決めたペグラは準々決勝で第２７シードのＶ・アザレンカと世界ランク１００位のＡ・サスノビッチのどちらかと顔を合わせる。

前日行われた３回戦では第１シードのＫa・プリスコバ（チェコ）も敗れているため、現時点ではトップ４シードのうち第３シードであるＢ・クレチコバ（チェコ）のみが勝ち残りを決めている。

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