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「魔法のラケットがさらに進化」

ギーク通信
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)
画像提供: ウインザー商事
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。


発売から20年目の今年、スリクソンREVO CS10.0が、ダンロップからさらに進化して発売されました。

2002年にダンロップスペースフィールプライムOSとして発売され、2014年にスリクソンに変わり、2021年から再びダンロップに戻ることになりました。

どんなボールでも簡単に打ててしまうので、いつしか「魔法のラケット」と呼ばれるようになったのですが、そのきっかけはテニスライターの松尾さんが、テニスコートで言っているのを聞いて雑誌に取り上げたのが始まりじゃないかと思います。

私中居も3年前から使用しており、現在もプリンスエンブレム110と併用しています。

以前はずっと黄金スペックを使っていましたが、トラックマンでデータを取った時に、REVO CS10.0がスピンもスピードもナンバー1の数字を叩き出し、サービスのスピードが10kmも速くなったので、非常に驚いたのを覚えています。

ただすぐに変えるか迷っていました。50代でこのラケットにするのは、まだ早いのではないか。ジングルスでも使えるのか。悩んでいました。

そこで20回やっても1度も勝てない上級の方と、REVOCS10.0でシングルスの試合をしてみることにしました。

なんとなんと、勝ってしまったのです。

サービスはキープできるし、ストロークでも打ち負けず、なんと言ってもボレー、スマッシュにミスが出ないのです。

シングルスでもネットプレー中心なので、合っていたのかもしれません。

もう迷うことはありませんでした。

それから3年間使い続けているのですが、唯一気になっていたのが、「振動」です。

REVOCS10.0は、縦糸の長さが40cmあり、フェース面積100平方インチのラケットに比べ10cm近く長いので、ストリングのたわみが大きくなりそれが振動を出しているのでしょう。

REVOCS10.0の良いところは、ネットプレー、サービス、スライスショットで、スイートスポットが縦に長いので、

手元で打つ、ボレー、スライスショットに、先の方で打つサービス、スマッシュも打ちやすいのです。

実はスピンもかけやすいのですが、40cmもある縦糸に通常より1本少ない18本の横糸がスナップバック効果を大きくしているのです。

しかし、スピンをかけないで打つとどこまでも飛んでいくくらいパワーがあり、強打するときのコントロールに課題が残ります。

7年ぶりにダンロップブランドとして、10.0が帰ってきました。



名前はLX1000で、白と銀を使ったカッコいいデザインで、メカニカルな感じがします。


REVOCS10.0とどう変わったか早速打ち比べをしてみました。

振動が気にならなくなって、クリアな打球感になってました。

それによって、ボールの飛び出し角度や距離感が分かりやすく、ストロークでふかしてしまうミスが減りそうです。

大部分は変わってないというか、変わってはいけないラケットなのです。

ネットプレーのし易さ、サービスの威力は相変わらず満点です。

細かいところでは、グリップエンドの盛り上がりが大きくなった気がします。

(スリクソンは他メーカーよりエンドの盛り上がりが小さかったので、普通になっただけとは思いますが。)

ちなみに私は、ジャストグリップを装着しているので、エンドの形は気にしません。



エンドを太くすると、ボレーの時にヘッドが立ちやすくなり、角度がつけやすくなったり、イージーミスが減ったりします。(個人の感想です)

新旧を比べていると、何か違和感を感じました。

片手バックハンドなので、左手でシャフトを持ってテイクバックするのですが、その時の左手の指の開きがLX1000の方が大きく感じました。

金型は同じと聞いているので、錯覚かなと思いましたが、スイングウエイトを測っている時に確信しました。

スイングウエイトを測るために、計測装置にグリップを固定して扇状に45°くらいラケットを引いてスタートするのですが、CS10.0に関しては計測装置のテーブルにギリギリ当たるか当たらないかなのですが、LX1000は完全に当たってしまいます。

考えられるのは、ラケットが短いか、シャフトが太いかです。

シャフトを測ってみると、0.3mmくらいLX1000の方が太かったので、おそらく今回のカラーが白基調なので、塗装の塗りが多かったのではないでしょうか。

白は日焼け防止にUVカット塗装が入る分塗装が厚くなるのです。


CS8.0の後継のLX800も打ってみました。



LX1000に比べ、少しパワーを落としているので、飛び過ぎを気にせずストロークが打てました。

振動はやはり少なくなっており、快適な打球感からコントロール性が良くなっている感じがしました。

ジングルスでも活躍してくれるラケットだと思います。

>>ダンロップ [DUNLOP] 硬式ラケット LX1000<<

>>ダンロップ [DUNLOP] 硬式ラケット LX800<<




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(2021年8月1日14時00分)

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