男子テニスのミフェル・オープン(メキシコ/ロス カボス、ハード、ATP250)は20日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク200位の
I・カルロビッチ(クロアチア)は第5シードの
J・トンプソン(オーストラリア)に4-6, 5-7のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
現在42歳で元世界ランク14位のカルロビッチは、今大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場。この日は11本のサービスエースを放つも、トンプソンに3度のブレークを許して1時間33分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでカルロビッチのコメントを掲載し「トンプソンのリターンはとてもよく、全てを正しくやれているような感じだった。僕は試合の始めにチャンスがあったけれど、活かすことができなかった」と振り返った。
さらに「僕のランキングは今すごく落ちている。全米オープンの後、引退すると思う。でもまだそれまでに結果を残せるチャンスもある。もしよかったらまた考え直すだろう」と引退について言及した。
勝利したトンプソンは2回戦で世界ランク165位のS・オフナー(オーストラリア)と対戦する。オフナーは1回戦で同136位の
J・ロディオノフ(オーストリア)(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では世界ランク119位の
内山靖崇らが2回戦へ駒を進めた。
今大会の第1シードは
C・ノリー(イギリス)、第2シードは
J・イズナー(アメリカ)、第3シードは
T・フリッツ(アメリカ)、第4シードは
S・クエリー(アメリカ)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。
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