男子プロテニス協会のATP公式サイトは6日、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でベスト8進出を決めた第7シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と女子シングルスで世界ランク75位の
A・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)を特集した。両者は交際中のカップルとしてそれぞれ8強入りを果たしている。
>>フェデラーらウィンブルドン対戦表<<昨年から交際しているベレッティーニとトムヤノヴィッツは、新型コロナウイルスの感染拡大によるツアーの中断中にも練習を行うなど、生活をともにしてきた。
5日に行われた男女のシングルス4回戦では、一足はやく試合に勝利したベレッティーニがトムヤノヴィッツの試合のために関係者席で観戦する様子が見られた。トムヤノヴィッツは1番コートで地元の18歳である
E・ラドゥカヌ(イギリス)と対戦。6-4,3-0の時点でラドゥカヌが途中棄権したため8強入りを決めている。
ベレッティーニは4回戦終了後の会見で「彼女(トムヤノヴィッツ)が準々決勝に進出したという事実は、まさにクレイジーだ。僕らのようなカップルがこのような結果を出すのは簡単なことではないよ」とした。
「彼女がすべてに対応していることをとても誇りに思う。今日、彼女の試合の終わり方は明らかにベストではなかったと思う。でも、彼女(ラドゥカヌ)が負傷する前の雰囲気は最高だった。彼女(トムヤノヴィッツ)にはそれだけの価値があると思うし、僕も本当にうれしい。今は、準々決勝のことを考える時間だ」
一方のベレッティーニは4回戦で、世界ランク79位の
I・イヴァシカをストレートで破って8強入り。準々決勝では『親友』と話す第16シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。また、オジェ アリアシムが現在交際中のガールフレンドはトムヤノヴィッツのいとこで、トムヤノヴィッツは8強入りを決めたあとの会見で家族のような存在だと明かした。
「ベスト8進出が決まったあと、3人(トムヤノヴィッツ、ベレッティーニ、オジェ アリアシム)で廊下ですれ違ったの。彼(オジェアリアシム)のスポーツへの取り組み方は信じられない。彼はこのスポーツをとても愛している。彼の活躍を見るととてもうれしくなる。次戦は2人が対戦するけど、どちらかが勝ち残ることが決まっていてうれしい。もしどちらかがここまでの戦いで負けていたらと思うと悲しい。もちろん、彼らが決勝で試合するのを見たいけど、どちらかが準決勝に進むのは本当にうれしいこと」
トムヤノヴィッツは準々決勝で第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)と対戦する。
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