男子プロテニス協会のATPは公式サイトで世界ランク８位のＲ・フェデラー（スイス）が、自身が手掛ける財団「ロジャー・フェデラー・ファンデーション」のためのオークションの総額が１３０万ユーロ（約１億７,２００万円）に達したと発表した。

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ロジャー・フェデラー・ファンデーションはフェデラー自身が主宰する財団で、南アフリカや地元スイスの子供たちに学習教材を届けることを主な目的として活動している。

水曜日にライブで行われたフェデラーのオークションでは、２００７年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）決勝と２００９年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）決勝で使用したラケットとウエアがそれぞれ１８万７,５００ユーロ（約２,５００万円）で落札された。

その他にも２００９年のウィンブルドンで使ったラケットとウエア、２０１２年の同大会決勝でコートに入場した時に着ていたカーディガンなどが出品された。

フェデラーはオークションを開催するにあたって「全ての物１つ１つが世界中のファンとともに達成した僕の人生の象徴だ。もっと大切なのが、この寄付金がアフリカとスイスの教育の助けをする僕の財団を支えることとなることだ」と語っていた。

３９歳のフェデラーは２８日に開幕するウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で２０１７年以来４年ぶり９度目の優勝を狙う。１回戦では世界ランク４１位のＡ・マナリノ（フランス）と対戦する。

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