テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、混合ダブルス準々決勝が行われ、
A・カラツェフ/
E・ヴェスニナ組が第2シードの
R・ラム(アメリカ)/ N・メリチャー(アメリカ)組を6-7 (3-7),6-2,[10-8]の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。
>>ナダルら全仏OP対戦表<<>>チチパスvsメドベージェフ 1ポイント速報<<>>ズベレフvsダビドビッチフォキナ 1ポイント速報<<この試合、ロシアペアは第1セットをタイブレークの末に落としたものの、第2セットでは3度のブレークを奪いセットカウント1-1に追いつき10ポイント先取のタイブレークに突入。序盤はリードを許したが、6ポイントを連取するなど主導権を握り1時間26分で勝利した。
男子テニスで世界ランク26位のカラツェフは今年2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でブレイク。四大大会初の本戦入りながら4強入りを果たすなど大きく躍進した。
今大会は第24シードとしてシングルスに出場したものの、2回戦で
P・コールシュライバー(ドイツ)に敗れ姿を消している。
一方、女子ダブルスで3つのグランドスラムタイトルを獲得しているヴェスニナは、2018年に第一子を出産したあと、約2年間にわたり休養。今大会は女子シングルスで3回戦に駒を進めたものの、
E・リバキナ(カザフスタン)に屈し敗れていた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはカラツェフとヴェスニナのコメントが掲載。混合ダブルスのペアを組むこととなった理由を明かしている。
カラツェフは「この大会の前、2カ月ほど前に話をしたんだけど、僕は彼女にミックスをしてみないかと頼んだんだ。オリンピックで一緒にプレーするにはいい機会だから、彼女に聞いてみたんだ。ミックスで経験を積まなければならない。ときには(ネットに)向かうこともあるし、適切なタイミングで適切な場所に移動することも学ぶ。それは僕にとって新しいこと。良い経験になるし、気に入っているよ」と語った。
また、ヴェスニナは「彼からのメッセージを見たとき、正直驚いたの。彼は2月に私にメールを送ってきた。私は(WTA500の)ドーハで試合していた。彼は『全仏で一緒にミックスをしないか』と言ってきたの。私は『アスラン(カラツェフ)、まだ2月だよ!』と返した。でも今はアスランとのプレーをとても楽しんでいる。彼はいつも自信に満ちていて、とても真剣で、私はコート上で少しだけリラックスできている。このような大きな試合をするのは素晴らしいこと。大きな舞台、大きなポイント、タイブレーク。そういったものが必要なの。成長してゲームレベルを向上させるためには、このような試合が大事」と語った。
カラツェフ/ ヴェスニナ組は混合ダブルス準決勝で、第3シードのD・シュース(オランダ)/
W・クールホフ(オランダ)(オランダ)組と対戦する。
[PR]全仏オープンテニス
5/30(日)~6/13(日)
WOWOWで連日生中継!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・フェデラー 全仏4回戦を棄権・「大坂の考え同意できない」・錦織「テニスって面倒くさい」■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング