テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク49位の
錦織圭が7-5とリードした時点で同150位の
H ・ラクソネン(スイス)の途中棄権により、2019年以来2年ぶり7度目のベスト16進出を果たした。会見では、東京五輪開催について「選手にとっては難しい状況だと思う」とコメントした。
>>錦織vsズベレフ1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<錦織は「新しい情報もないし、同じようなニュースしか聞いていない。どうなるか分からない。選手としては精神的に準備をしなければいけない。もちろん開催してほしいけど、日本のみならず世界で起きていることを考えたら、本当に開催してほしいというのは難しいこと」と語った。
「もしオリンピックのコートでプレーできるのならうれしいけど、この状況で観客を入れるのは難しい。無観客になる可能性が高いのではと予想している。観客がいないのは自国でのオリンピックとしては楽しくないし、難しい部分。自国のオリンピックでプレーしているとは感じられない。誰も観ていないというのは唯一残念なこと」
錦織は全仏オープンの4回戦で第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは3回戦で世界ランク55位の
L・ジェレ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者は6度目の対戦で、錦織の1勝4敗。直近は今年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)3回戦で、その時はズベレフに逆転で敗れている。
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