男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク22位の
C・ルード(ノルウェー)が第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)を7-6 (7-4),6-4のストレートで破って大会初のベスト8進出を果たすとともに、初めて世界ランク上位トップ5から白星をあげた。
>>ナダルらマドリッドOP対戦表<<>>バーティらマドリッドOP対戦表<<この日の第1セット、ルードはファーストサービスが入ったときに90パーセント、そしてチチパスも80パーセントと高い確率でポイントを獲得。ともに安定感のあるサービスゲームを破ることができずにタイブレークに突入するも、ストローク戦で振り切ったルードが先行する。
第2セットでは第7ゲームで訪れたこの試合唯一となるブレークチャンスを決め切ったルードがリードを奪うと、そのままブレークを許すことなく世界ランク5位のチチパスを振り切った。試合時間は1時間33分。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには、22歳の同年代対決を制した対決を制したルードのコメントが掲載されている。
「彼(チチパス)は今年のツアーで最高の選手の1人で、最も多くの試合に勝った選手の1人だ。モンテカルロでは初めてマスターズ1000を制覇した。バルセロナでも彼はもう少しでタイトルを取れるところだった」
「でも、ここは他のクレーコートとは少し違ってショットが速く、標高が高いからボールが空中を速く移動するという条件がある。サーブで多くのフリーポイントを取れるけど、これは通常のクレーコートでは無理なこと。今日はそれが少し有利に働いたと思う」
準々決勝では世界ランク44位の
A・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは3回戦で同27位の
A・カラツェフをストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
R・ナダル(スペイン)、第3シードの
D・ティーム(オーストリア)、第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)らが8強へ駒を進めた。
一方、敗れたチチパスは今季シングルスで27勝をあげるなどツアー参加選手最多の勝利数を誇り、4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)では準優勝を果たすなど好調だったが今大会は3回戦で姿を消すこととなった。
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