女子テニスのコパ・コルサニタス(コロンビア/ボゴタ、クレー、WTA250)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク177位のG・ガット=モンティコネ(イタリア)が同134位のA・シャルマ(オーストラリア)を4-6,7-5,6-1の逆転で破り、初戦突破を果たした。この試合では、主審がスコアを数え間違えたまま進行し、実際のスコアとは異なったまま試合が終了する前代未聞の事態が発生した。
>>【YouTube】ラケット選びの極意Part1、面の大きさ・フレーム厚・重さ・形状から選定<ウインザー池袋店】 Tennis Racket<<この日、セットカウント1-1で迎えたファイナルセットの第3ゲームで事件は起きた。
互いにサービスゲームをキープして訪れた第3ゲームではガット=モンティコネがサービスを打つ順番に。ゲームは0-30とリターン側のシャルマが優位に進めており、続くポイントではガット=モンティコネのストロークがアウトの判定。そこで主審は審判台をおり、ラインの確認に向かった。判定はアウトのまま変わらず審判台に戻った主審は、0-40となるところを『30-15』と宣言してしまう。
ここでは両選手何もアクションを取らずに試合が再開され、続くポイントではシャルマのリターンがネットへ。本来であればこの時点では15-40だが主審は『40-15』と間違えたスコアのままコール。その次はガット=モンティコネのストロークがアウトとなったため、この時点でゲームはシャルマのブレーク成功となっていたが、主審は引き続き『40-30』と進行した。
その後はガット=モンティコネがポイントを獲得し、サービスゲームのキープに成功。シャルマは主審に確認を求めたが、判定は覆ることなく試合は進んでしまった。
試合後にシャルマはツイッターを更新し「これはとんでもないこと。彼(主審)はスコアがわからないと言っていたが、私自身、どのようにポイントを取ったか伝えることができなかったから、彼と議論することができなかった」と綴った。
その後シャルマは、問題のシーンが映された動画をリツイートするかたちで意見を募っている。
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