女子テニスのサンクトペテルブルグ・レディース・トロフィー（ロシア/サンクトペテルブルク、ハード、WTA500）は１８日、シングルス２回戦が行われ、第２シードのＶ・クデルメトバが世界ランク１２７位のＫ・ラキモバ（ロシア）を7-5, 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り、ベスト８進出を果たした。

クデルメトバはこの試合で１０本のサービスエースを放つと、リターンゲームでは５度のブレークに成功。２時間５３分の激闘の末に同胞対決を制した。

準々決勝では第８シードのＤ・カサトキナと対戦する。カサトキナは２回戦で、世界ランク９７位のA・サスノビッチ（ベラルーシ）を逆転で下しての勝ち上がり。

同日の２回戦では世界ランク１２６位のＭ・ガスパリョンと同２４１位のＡ・ガサノバ（ロシア）が８強へ駒を進めた。これにより、準々決勝へ進出した８選手のうち７選手がロシア人選手に。これは大会史上初の記録。

また、同国の選手７名が準々決勝に進出したのは、１９９３年にアメリカのオークランドで開催された大会で、アメリカ人選手７名が８強入りしたとき以来となった。

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