テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク114位の
A・カラツェフを6-3,6-4,6-2のストレートで破って3年連続9度目の決勝進出を果たし、3連覇と9度目の優勝へ王手をかけた。
>>大坂 なおみvsブレイディ 1ポイント速報<<>>全豪OP対戦表<<初の対戦となったこの試合、ジョコビッチはカラツェフの強烈なフォアハンドに苦戦するも、ストローク戦で主導権を握る。その後第9ゲームで訪れた唯一のブレークチャンスを決め切り、初めてのブレークに成功する。サービスゲームでは、6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得し第1セットを先取した。
第2セットに入るとバックハンドのスライスなどを織り交ぜながらカラツェフのリズムを崩したジョコビッチ。第3ゲームではカラツェフがダブルフォルトを犯したことで先にブレークに成功すると、そのリードを守り切り、決勝進出に王手をかける。
第3セットでもカラツェフから第1ゲームでブレークしたジョコビッチ。第4ゲームでブレークバックを許したものの、その後は集中したプレーを披露したジョコビッチが第5ゲームで再びブレークし、自身の全豪オープン3連覇と9度目の制覇がかかる決勝戦への切符を手にした。
四大大会18個目のトロフィー獲得に向け、決勝では第4シードの
D・メドベージェフと第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)のどちらかと対戦する。
一方、敗れたカラツェフは今大会の予選から出場し、四大大会初の本戦入りを果たしていたが、決勝へ駒を進めることはできなかった。
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