男子テニスのベット1ハルクスチャンピオンシップス(ドイツ/ケルン、室内ハード、ATP250)は22日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)がラッキールーザーで出場した世界ランク141位の
O・オッテ(ドイツ)(ドイツ)を6-3, 6-2のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
>>YouTube ジョコビッチとの練習秘話【田島 尚輝】にインタビュー前編<<今大会、上位シード勢は1回戦が免除のためこの試合が初戦となった世界ランク9位のシュワルツマンはファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得。オッテに1度もブレークチャンスを与えないテニスを披露した。リターンゲームではフォアハンドウィナーを決めるなど、3度のブレークに成功。1時間19分で世界ランクトップ10入り後初の試合を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでシュワルツマンは「今日はすべてがうまくいっていたと思う。コート上では自信を持っていたし、とてもいい感じだったよ」と試合を振り返るコメントを残した。
4強入りをかけて、準々決勝では世界ランク64位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦。21歳のダビドビッチ フォキナは2回戦で同71位の
S・ジョンソン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
シュワルツマンは準々決勝について「彼(ダビドビッチ フォキナ)は本当に危険な選手だ。本当に速いし、コート上では多くの能力を持っている。若いから自信を持っているし、いいテニスをしている。しっかりリカバリーしないといけないけど、僕自身本当にいいテニスをしているから、明日は見ていてとてもいい試合になりそうだね」と話した。
同日には世界ランク46位の
J・シナー(イタリア)、同56位の
西岡良仁らが8強へ駒を進めたが、第2シードの
D・シャポバロフ(カナダ)は同58位の
G・シモン(フランス)にフルセットで敗れ姿を消した。
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