テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9月30日、女子シングルス2回戦が行われ、第5シードの
K・ベルテンス(オランダ)が世界ランク150位の
S・エラーニ(イタリア)を6-7 (5-7), 6-3, 9-7の逆転で破り、3回戦進出を果たした。3時間11分におよんだ死闘を制したベルテンスの体は悲鳴をあげ、全身けいれんが起きた。
>>ジョコら全仏OP対戦表<<>>ハレプら全仏OP対戦表<<敗れたエラーニは2012年の全仏オープンで準優勝を飾り、世界ランク5位へ上り詰めた。この日、惜敗したエラーニはベルテンスとラケットタッチをせずにコートをあとにした。
一方のベルテンスは全身けいれんから自ら動くことができず、車いすに乗って退場した。
会見でエラーニは「彼女(ベルテンス)は素晴らしい試合をした。でも、あの状況が私は気に入らなかった。車いすでコートを出ていったけど、今では完璧な状態でロッカールームかレストランにいると思うと、それが嫌なこと。彼女は大げさにしていると思う。試合は祝福する」と怒りを示した。
ベルテンスは「全身けいれんは起こったり消えたりして、ずっと起こっていたわけではなかった。冷静に興奮しすぎず、けいれんが起きないように努めていた」と語った。
「試合が終わったらもっと酷くなり、治療を部屋で45分ほど受けて、30分後にけいれんはなくなった。だからエラーニもそこにいて起こったことを見ていればよかったかも」
辛くも3回戦へ駒を進めたベルテンスは世界ランク61位の
K・シニアコバ(チェコ)とベスト16進出をかけて対戦する。
[PR]「全仏オープンテニス」
9月27日(日)〜10月11日(日)WOWOWで連日生中継!■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織 髪切れず「ダメでした」・大坂 なおみ 失格ジョコに言及・錦織との不平等にジョコ不満■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング