テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク92位の
D・ノヴァーク(オーストリア)を7-5, 6-2, 6-4のストレートで破り、3年連続4度目の初戦突破を果たした。
>>錦織vsトラヴァグリア 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<今月行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初の準優勝を飾った23歳のズベレフはこの日、10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1セットでは1度だけブレークを許したものの、第2セット以降はブレークを与えることなく2時間5分で勝利した。
今シーズン、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では四大大会初の4強入りを果たすなど、グランドスラムで結果を出し始めているズベレフは試合後の記者会見で「誰もが、僕はグランドスラムでは良いプレーができないと言い続けていた。今年はそれが間違っていることを証明しているような気がするんだ。それは今年の全豪オープンから始まったんだと思う。グランドスラムの時の方がずっと落ち着けているんだ」と話した。
「今年のグランドスラムでの成績では、僕はおそらく3番目に良い選手ノヴァーク(ジョコビッチ)とドミニク(ティーム)の次だ。1勝はしたいと思っている。このコートにはたくさんの素晴らしいプレーヤーがいるけど、僕は7試合を戦うつもりだ」
また、全米オープンでは2セットを先取し、優勝に王手をかけながらも3セットを奪われ、大逆転負けを喫した。「ニューヨークでも言ったけど、僕はドミニクの方が、その日だけじゃなくて、この1年半くらいの間は基本的には彼の方が優れたテニスプレーヤーだったと感じている。僕はトロフィーを片手に持てていたけど、届かなかった。でも、今なら勝てると信じている」と語った。
ズベレフの全仏オープンでの最高成績は2018・2019年に記録したベスト8。2回戦では世界ランク78位の
PH・エルベール(フランス)と同178位の
M・モウ(アメリカ)のどちらかと対戦する。
同日には第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)や第16シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第21シードの
J・イズナー(アメリカ)、第23シードの
B・ペール(フランス)、世界ランク35位の
錦織圭らが2回戦へ駒を進めた一方、第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)や第24シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、第25シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが敗れて姿を消した。
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