男子プロテニス協会のATPは24日に公式サイトで、世界ランク96位の
A・マーティン(スロバキア)を特集した。
<YouTube>1日密着【内山 靖崇】の素顔に迫る。錦織 圭について語る、迫力の練習映像を公開>>YouTube テニス365チャンネル<<現在30歳のマーティンは2007年にプロへ転向。ツアー13年目となった今年2月に自己最高の世界ランク93位を記録した。
マーティンは2年前からテニスと更に大きな他の分野へのモチベーションを考えチャリティーの組織を模索し始めた。その中で3月21日はダウン症候群の啓発を目的とした「World Down Syndrome Day」(世界ダウン症の日)であり、人々は当日に明るい色で左右が異なる靴下を着けることを知った。
「この活動に心を打たれ、どうやって普及しようか考えた。僕からは違う靴下をはき始めるという小さな努力だけれど、ここから大きな印象を作ってダウン症への意識を深くできる可能性はある」
「テニスは公共によく出るものだから社会へ浸透しやすい。それで僕は他の人へ助けを提供しやすいのだと悟った」
その後マーティンはツアーのほとんどの試合で左右異なった色や模様の靴下をはいており、ダウン症への注目を高める活動を続けている。
「特定の日だけを祝うのは基本好きではない。なぜなら僕自身大切なことが1年に1度しか注目されないのは正しいことではないと思っているから。ダウン症にかかってしまっている人たちは毎日にでも注目されるべきなんだ」
「テニス界の人たちから僕の靴下のことでよく質問を受ける。それはつまり気づかれているということで、履き続けている成果が出ているということ。これからも喜んでみんなに認知してもらえるよう活動し続けるよ」
また、新型コロナウイルスの影響により7月13日までツアーが中止となっていることへは「なかなか興味深い。この機会は僕に過去のテニスのルーティンに変化を与えてくれる。技術と戦術に力を入れるのだけれど、シーズン中はなかなか時間がない。今はテニス以外の活動にも時間を割いている。山で過ごしたりスポーツをしたりすることに憧れていた。だから今はそれを実現することができるラッキーな時でもあるんだ」
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